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小学校6年の夏。
夏休みの宿題工作ではじめて作った真空管ラジオ...
電源を入れて数十秒...
音が出るまでの間の無言の緊張感と期待感そして不安感。
鳴るかな?鳴らないかな?
もしかして、真空管があの世に逝ってしまったかな?
でも、フェードインでかすかに放送が受信できたときのあの感動...
ぼんやりとオレンジ色に灯る、いつ切れてもおかしくないか弱いフィラメント。
そのオレンジ色は、今は遠い昔の郷愁とほのかな心のやすらぎを与えてくれる。
真空管ラジオは、私の心のオアシス。

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