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1996年10月神田の古本屋を歩いていて見つけた昔のNHKのラジオ技術教科書 昭和16年9月に初版で昭和18年4月に第6版を2万部発行している、当時の定価は1円80銭。 序文は、当時を良くあらわしていて興味深いのでその一部を記します。 |
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ラジオ聴視者数は既に五百九十萬を超え、受信機は各家庭の必需品として、婦女子にも親しまれているものであるが、、その機構は電気工学の枠といふべく、その働きは実に微妙を極めているラジオ受信機の製作、取付け或いは故障修理に従事する人人が、ラジオの知識を習得、或る程度の技術を心得ておくことは、業者として当然であるばかりかりでなく、また一般家庭にある人人も、ラジオ技術の常識程度のものを心得ておくことは必要なことである。 〜 中略 〜 この講習会の教科書として、既にラジオ技術教科書を発行し、多大の好評を博していたが、既に相当年月を経過し、日進月歩のラジオ技術会においては、時代遅れの感があったので、今原稿を改めて今日の技術に適応したものを編纂することにした。 〜 中略 〜 幸ひ本協会の主旨を諒とされ、業者は勿論一般ラジオ技術に興味をもつ人人におかれても、座右に備へられんことを希ふ次第である。 昭和16年8月 社団法人 日本放送協会常務理事 技術局長 米澤興三七 |