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Eat with fire!!
激辛ソース紹介
(タバスコでは物足りない人へ)
吾輩は辛党である(でも洋菓子系の甘いものも好きなんだよな)
しかし、タバスコを一気飲みをするとか、そういうチャレンジャーではない。
あくまでも「辛くてもおいしい!」が前提である。
タバスコはキライじゃないけど、かけすぎると酢の味がキツいんだよな。ハッキリ言ってタバスコは辛くない。しかも、一気飲みなんかしても美味しくないじゃん。
あくまでも吾輩は辛さと味を楽しんでいるのであって、激辛チャレンジャーではない。勘違いしないでくれよ〜!
....とか言いつつ、だんだん辛さのレベルをあげていっている吾輩は、ある意味チャレンジャーなのかもしれないな。
吾輩は昔はタバスコをずっと愛用していた。 でもいつしか辛さが物足りなくなってきたのだ。
タバスコには 通常のタバスコの2倍の辛さの「タバスコ・ハバネロ・ペッパー」というヴァージョンもある。 それも試したがどうもピンとこない。
(ちなみにタバスコというのは米国マキルヘニー社の登録商標です。)
そこで辛いソース探しが始まったのだ!
ここでは吾輩が試したソースのほんの一部だが紹介する。
ちなみに一般的に日本で売られているホットソースはほとんど試したが、
昔のことなので資料がないのや、あまり辛くなかったものは省略する。
日本で正規輸入されているホットソースって辛くないからね。
タバスコに満足できないあなたはぜひお試しあれ!
MARIE SHARP'S
"BEWARE" :
今までのMARIE SHARP'S社のホットソースは全然辛くなかった。 しかし、とうとう出た!
なにせ名前が「BEWARE(注意!)」である。 Comatose Heat Levelとも書いてある、要は「昏睡状態になる程の辛さ」ということだ。まぁ そりゃ大袈裟だがな。 後ろの注意書きには「子供の手の届かない所に置け」だの「肌や目に入らないように注意しろ」だの書いてある。 普通のペッパーソースと違う所は、ハバネロペパー、ガーリック、食塩等のスタンダードな原料の他に、人参、ライム、オニオン等が使われている事である。
ビンには「味覚として感じる究極の辛さと痛みを1滴で体験できます」とかいてあるが、大袈裟すぎるな。激辛好きな人は1滴じゃなにも感じないはずだ。
ていうか、ドバッとかけても全然辛くないんだけど....
吾輩の場合は、蓋の口が小さい穴のキャップになっていて非常に出しづらい(液体が少しずつしか出ない)ので、キャップを外して使っている。 それをドバッとかけても吾輩の場合は全然辛くない。でもおいしい。
Mary SHarp'sのソースは、なかなかウマい。いろいろな料理に合う。(洋食系)
ドバッとかけるので、すぐになくなるんだよな...
値段は1本500円程度。
ネットならこで買える。
明治屋、や紀伊国屋とかでも売っていると思う。
このAFTER DEATH SAUCEは値段が高い。 1本800円だ。
追記:以前は、探すのに苦労したが、最近ではソニープラザや輸入食品店でよく見かける。値段ももう少し安くなったのではないだろうか?
日本未輸入
このVicious Viperは、辛いだけでなく、味も良い!!
このVICIOUS VIPERの原材料は、ハバネロペッパー、酢、ペッパーエキス、トマト、マスタード、水、砂糖、パパイヤ、グアバ、バイナップル、バナナ、パッションフルーツジュース、グアバジュースと、一見メチャクチャ甘そうな原材料だ!!
しかし、こういう甘い素材が逆に辛さを助長させるんだよな。
激辛入門者に超オススメだ!!
超激辛.COMで、日本に正規輸入を開始したらしい。
吾輩は今まで個人輸入していたのだが、これで手軽に買えるようになっだぞ。
日本に正規輸入許可されている激辛ソースの中で一番辛いのではないかと思われる!
日本未発売(正規)
世界で一番辛いソース(執筆時)である。これが激辛ソースの究極だ。ザ・ソース!!
なんとタバスコの3318倍の辛さだという。
完全に添加物として使用するしかない。手で直接触るとヤケドをすると書いてあるが、吾輩は原液を直接舐めた事がある。 もちろん1滴だけね。 (絶対にまねしないように)
値段が高いので買った事はないが、料理に入れてもらったことがある。
ほんの1滴入れるだけでトウガラシの香りプンプンである。
入れすぎは料理の風味を変えてしまう恐れあり。
このソースを使った激辛料理を作ってくれた某中華料理店の話によると、調理中は辛い湯気で噎せて大変らしい。 しかも手に付くと本当に手の皮が剥けるらしいよ。
この料理を食べた後の食器を洗うだけでも手の皮が剥けてくるらしい。
いやほんとマジで! 本当にわずかな量で料理が激辛になる。
これを食った翌日のウンコは辛かった(つらかった、からかった、どちらも!)。
オシッコも辛(から)かった(尿道が熱くなるのがわかる)
しかし、このソースを使用した翌日に、LEEの40倍カレーを食ったら全然辛くなくて、さらにAFTER
DEATH SAUCEを40滴くらいかけてしまった....。(こんなもん食った日の翌日にLEEの40倍カレー食ってる吾輩も吾輩だが....)
ここまで試した吾輩は思った。
「タバスコってすっぱいだけじゃん...」
このTHE SOURCE。
使いきるのに何年かかるか...日本では、17,000円位で売られているという噂。
正規輸入はされていない。(おそらく輸入許可がおりない)
補足:(※執筆後、THE SAUCEよりもさらに辛いソース"Blairs 16million
reserve"が発売された。 限定販売で、辛さは、THE SAUCEの倍らしい。 要は純カプサイシン?
もういいよ....)
一口目で水を4杯くらい飲んでしまった。 普通、激辛料理を食う時は水はほとんど飲まないのに....。
この時だけは水を飲まずにはいられなかったのだ。
それから4口くらいがんばってみた。 しかし、カレーの味はまったくしない。
ニガいだけだ。 そして、口の中が猛烈に痛い。
結局30分くらいかけて、4口で挫折。
ありえない辛さだ!!!
吾輩がカレーを4口しか食えないなんて....
残してしまった。
↑これが噂の殺人カレー。見た目は普通でしょ?
この時はまだデジカメにおさめる余裕があったのだが....
しかし、大変なのは店を出てからだった。
胃が熱くて気持ち悪いのだ。 とりあえずコンビニで牛乳を買って飲んだ。
友達の経営する会社が近所だったので、友達の会社でひと休みさせてもらった。
ジッとして休んでいたのだが、腹が痛い。
「おいおい、大丈夫かよ? 救急車呼ぶか?」
友達は心配してくれたが 救急車なんか呼ぶ程のもんでもない、すぐに落ち着くさと思ってた。
しかし、激痛が続き、腹をおさえて事務所の中を歩き回る吾輩。
少しだけ吐き気もしたのでトイレに行くが、出てくる気配はない。
見兼ねた友達が近所の病院に電話してくれた。(夜だったので診察時間外だった)
しかし、病院は「来てもらっても時間外だし、他に救急が入ってるので1、2時間待って頂く事になりますよ」と冷たい答えだったらしい。まさか 世界一辛いソースを食って死にそうになってるなんて思いもしないんだろう。 その前に「世界一辛いソース」なんて説明したところでわかってくれるわけがない。
そうこうしているうちにお腹が膨らんできた。 胃の辺りがパンパンに!!!!!!
マズい! こりゃヤバすぎでしょう!! 胃が破れてしまったのか!?
しょうがないので友達に頼んだ
「救急車呼んでくれ....」
救急車の中が痛みのピークだった。
吾輩は痛みをこらえながら救急隊員に説明した。
「世界一...辛いソースを..使った..カレーを食って....」
必死で救急隊員に説明したが 救急隊員は半分笑ってる。 そうなのだ、普通の人には想像の域を超えたこの辛さ、わかってくれるわけがない。どうせ、ココイチの10辛カレーを無理して食って、腹をこわした程度のレベルにしか思ってないのだろう。(ちなみに吾輩はココイチの10辛カレーはさらに辛くして食う)
どうでもいいや、病院はまだか!
激痛の為、救急車のベッドに横になる事さえできなかった。 腹をかかえてうずくまっているだけ。
病院に着いた。
手当てをしてくれたのは女医さんだった。普段なら喜ぶところだがそんな余裕はない...(こともなかったw)
「これこれこういうわけで.....」
そのソースがどれだけ辛いかを一生懸命説明した。
でも、やっぱりわかってないみたい。
とにかくどうにかしてくれー!
胃の痙攣を抑える注射を打った。 10分くらいで痛みがひいてきた。
「助かった....」
一時は手術とか入院を覚悟してたんだけど、どうやら家に帰れそうだ。
胃がパンパンになったのは胃が痙攣して空気が溜まったからのようで、別に胃が破れたわけではないらしい。
「胃はそんなにヤワじゃありませんよ」
女医さんは笑って言った。
でも、このソースの原液は皮膚を溶かすんですけど...。
その後、帰りの車の中と、帰って寝ている時に再度激痛が襲ってきたが、いずれも10分くらいでおさまった。 そして、それ以降はなにも起こる事はなかった。
翌日のウンコも覚悟していたが、特別辛いのが出たわけでもなかった。
いやはや。 いったい、どんな辛さに調合したんだ?
中華料理屋に電話してみた。
店員によると、小さじ1杯半(をラードで薄めて使うらしい)くらい入れてしまったそうだ。(もちろん作る人も味見してないらしい)
「THE SAUCEを原液で舐めることができる涼さんなら大丈夫」だと思ったからだそうだ。
おいおいおい!そりゃ危ないでしょ。 人間の食う物じゃありません。完全に致死量だ。
そんなもん食ったら、そりゃ病院行きになるわな...。
もしかして吾輩は世界で一番辛い物を食った事のある人になるのではないか?
だって世界一辛いソース『THE SAUCE』を致死量摂取したわけだからな。(死んでないけど)
ま、上には上がいるんだろうな。 完食しなかったけどさ...
あれを無理して全部食ってたら完全に死んでたな。
でも、無理しても食えるものではなかったね。
それでも4口食った吾輩はアホだ。
中華料理屋のオーナーは平謝りだった。「今度、できる限りのおもてなしをしますから...」 しかし、その後その中華料理屋には行ってない。
激辛料理を出すのはそれ以降やめたようだ。
吾輩と言えばそれがトラウマになることもなく、相変わらず辛いものばかり食っている。 しかし、上記の経験で激辛の頂点は極めたと思っている。(思わせてくれ)
辛いのはいいけど、やっぱ味がわかんなきゃだめだね!! そしてウマくなきゃ!
胃の為にもちょっとは控えなきゃなぁと思いつつも、辛くないとやはり物足りない。
それが激辛道。
皆さん、辛さは節度を持って。
激辛ソースは使用量を誤るとほんとに死に至ります。気を付けましょう。
補足:勘違いされていらっしゃる方もいらっしゃるようですが、上記のカレーは「大沢食堂」じゃないですよ。あそこの極辛は辛くてもちゃんと味がわかりますし、全部食えます。あんなもんじゃないです。本当に想像を絶する辛さでした。