今日、朝陽が昇るとき
なにか不思議な気持ちがした
会社をさぼり
二人で車に糊、海へ向かった
街の雑踏をくぐりぬけ
海岸通りを走りつづける
彼女はウインドーごしの地平線を見ている
地平線の先の先、未来を見つめている
すこし不安気な顔で
彼女の方を抱き寄せて
僕はなにも言わず頬よせた
車は西へと向かう
夕陽が沈んで行く
海辺に車を止めて
浜辺に降りていく二人の影
オレンジ色の空がやがて紫色に変わる
ただ沈む夕陽を見つめるのではなく…
潮風に吹かれても飛ばされないよう
強く生きなくてはと…
この広く大きな空間で
ちっぽけな二人だけれど
大きな夢や愛を持ちつづけ
明日へ走り出す