2.名詞の性



名詞の性??なんだそりゃ?という方が多いでしょう。
ここでは名詞には”性”があるということを覚えましょう。
名詞の性によって、格変化などが異なったりするので、
名詞はその性を知ることが大切。識別は一部を除いて非常に簡単にできます。


Chapter1:名詞の性の種類
名詞の性の種類は3つ。男性・女性・中性があります。
”どうしてこの単語が女性名詞で、こっちは男性名詞なんだ?”といった疑問が
当然あると思います。あえて答えがあるとすれば、名詞の性はその名詞のさす事象の
イメージが”男性的・女性的あるいはそうでない”ということに由来します。
例えば、муж(夫)は当然男性ですので、男性名詞です。
また、抽象的なものは女性名詞である傾向が強いようです。
Chapter2:名詞の性の識別
名詞の性はその単語の語尾の文字で決まります。(単純ですね)
  • 子音で終わるー>男性名詞: студент(学生)
  • йで終わるー>男性名詞: музей(博物館)
  • Ьで終わるー>男性名詞か女性名詞:
      преподаватель(先生)[ 男性名詞 ](個々に覚えるしかない。)   
  • аで終わるー>女性名詞: погода(天気)
  • яで終わるー>女性名詞: семья(家庭)
  • оで終わるー>中性名詞: лекарство(薬)
  • еで終わるー>中性名詞: солнце(太陽)
  • мяで終わるー>中性名詞: имя(名前)
※ここでは子音とは発音がア行やヤ行でないものを指します。

と言うわけで、名詞の性の区別は非常にあっさりしています。
しっかりと区別できるようにしておきましょう。
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