3.ロシア語の文の構成



文法知識や単語量を増やしても、文の作り方を知らなければ何もできません。
ここでは基本的な文の構成について学びましょう。
まだ、格変化などの知識がないので、詳しくは学んでもわかりません。
が、文が何で構成されているのかを知っておくことは大切です。


Chapter1:基本的な品詞
ロシア語の文を構成する品詞は、
1.名詞:文の主語・目的語・補語などになる。
2.動詞:文の述語になる。
3.形容詞:名詞を修飾したり、補語になったりする。
4.副詞:文や動詞を修飾する。
です。その他当然ながら、接続詞・前置詞などがありますが、
今はとりあえずこの4つを覚えましょう。
まあ、英語の文法がしっかりしている方は楽勝でしょう。
Chapter2:文の形
ロシア語の文の形もまた、英語に似ています。
1:主語+述語
2:主語+述語+目的語
3:主語+(есть)+補語
(番号に意味はありません)
基本的なのはこれぐらいです。
3番目の形では”есть”というのが英語のbe動詞にあたり
”ある、いる”などの意味を持ちます。しかし、ロシア語の文では
естьは通常省略します。(英語と大きく異なる点)
Chapter3:先は長い、、、
さて、”これでロシア語の文が書ける!”と思った方、
非常に残念ですが、これだけの知識ではロシア語の文は全く正しくは書けません。
どうしてかと言うと、(ここからがロシア語の1番大変なところ)
ロシア語は非常に多くの格変化をするからです。
いくつか例をあげると、
1.動詞(現在形)は名詞の人称・数により変化する。(6種類)
2.名詞はその使い道によって格変化をする。(6種類)
3.上記の変化の形はいろいろある。
  例えば、名詞の格変化は名詞の性によって異なります。
、と言うようにあげていくときりがありません。
しかし、ここさえクリアーすれば、
後はもうバラ色の生活がまっています。(?)
これらの変化はこれから先少しずつ学んで行くので、
頑張ってついて来てください。

ロシア語の文は英語に非常に似ているので、
格変化などをしっかりできるようになれば、怖いものはありません。
あせらずにゆっくり一つずつ学んで行きましょう。
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