円周率と汗をかく数学

  π の語源 ギリシャ語   πeptpepeta (π のみがギリシャ文字です)   円周と直径は比例する。   円周が大きくなれば、直径も大きくな    1、教室で 12人の円をつくりとき、直径には何人の人が手をつなぎますか。      2,校庭で、木やボールの円周を測ることにより直径をだす。     クラスで結果をまとめる。 3,校庭に大きな円をかき、汗をかきながら円周率を各自でだす。     その結果をクラスでまとめる。   4,自転車、自動車、三輪車などの直径を測り、円周を出す。    後日、自動車に乗ったとき、この作業を思い出す。   5,(+1),(+2),(+3)・・・・・・・・(+9),0、     (ー1),(−2),(−3)・・・・・・・・(−9),     +、−、×、÷  のカードを7cmと 7cmの大きさの牛乳パックに張る。     このカードを 体育館や教室で 3枚を大きく投げ、その値の大きさで勝負     する。   6,校庭の広さを測りましょう。校庭の境界とは どこか知ることです。 7,2階から糸を垂らし、振動数を測定する。     1階から糸を垂らした場合、振動数はどう変わるか。   8,上記の実験で、1円アルミ貨50枚(50g)と100枚に変えたとき     振動数は、どう変わりますか。   9,斜面に玉を転がすとき、その速さを測定しなさい。     各自の測定値をクラスでまとめると     斜面の角度と速さの関係は、どうなりますか。  10,三輪車や一輪車回転数を計るカウンターを付け、     校庭の長さを測りなさい。    11,プールの水の量をはかる。1週間後、水はどれほど蒸発しますか。     蒸発を測定する目盛り棒をたてる。     また、プールにどれほど雨がふったか測定する。 12,100mを全力疾走し、クラスで、速さと体重、身長の関係を調べる。  13,睡眠時間と家庭学習時間をクラスでまとめ、健康との関係を調べる。  14,各自の課題内容と達成度をクラスで領域ごとにまとめ、課題を見いだす資料と     する。  15,自転車や一論車で100mを走り、その結果をクラスごとにまとめる。  16,縄跳びで100mをはしり、その結果をクラスごとにまとめよう。  17,100mを、人が走り、自転車、一輪車、縄跳び走りを個人の関係をまとめる。     また、全体の関係を調べる。まとめる。この調査で何がわかりますか。       18,毎食事で、ご飯かパンを何グラム食べたか調べ、一週間の結果をまとめる。     そして、一ヶ月、一年間の量を求めなさい。     匿名でクラス全体の結果をまとめなさい。  19,米価年代歴のグラフと式をつくる。社会現象もいれる。  20,日銀券発行高のグラフと式をつくる。社会現象もいれる。          21,各年の国の人口を調べ、グラフと式をつくる。社会現象もいれる。   数学では、測定することが重要です。   その測定値から、どんな関係があるかをグループでまとめ、クラスで発表する。   自分から課題を見いだすことが大切です。   法隆寺の屋根裏から、3,4,5 の木の直角三角形が出てきました。   これは、建物を直角に梁をかけ、柱を立てるのに必要です。   良い評価は、例えば、竹のウグイス笛の製作には、設計図をかき、竹の右胴体に   3つの小さい穴、 左胴体に1つの穴を開ける。   竹笛を吹くと、音がでないこともある。   この竹笛で美しい演奏をしたものに良い評価を与える。

生徒にとって、数学の学習内容が見いだせ   ないでいる。   その内容を、生徒と教師が共に見いだしていこう。

      昔の人は、円周率をどう考えたのでしょうか。   円周率の値  

紀元前2000年   バビロニア   π=3   π=3と1/8              エジプト    π=4×(8/9)の2乗      紀元前287年ー   アルキメデス  3と10/71<π<3と1/7       212年           π=211875/67441                       =3.14163            紀元 5−6世紀   中国。祖沖之  π=355/113   紀元1527年ー   アドリアン・メテイス  π=355/113      1607年    エジプト      π=3.1415929   紀元1877年    エジプト               アイゼンロール解読  π=64/81×4                          π=3.16049              ヘブライ        π=22/7   紀元87年ー     エジプト   π=211872/67441      165年    プトレマイオス   π=3.1415904   紀元前500年ー   インド         π=ルート10       300年   数学史家ダッターよる  π=3.16227   紀元476年ー    アリアベータ π=62832/20000      500年           π=3.1416   紀元1114年ー   ベースカラ  π=3927/1250      1185年           =3.1416                     π=754/240                      =3.141666   紀元780年ー    アラビア   π=22/7      850年     アルクワリズミ   紀元937年ー    アラビア   π=3.141745      1036年    アル・ビルニ              イタリア   π=3と1/8               ビトルービウス  日本の円周率   紀元1674年    古もり之政  π=22/7 、 127/50   π=355/113                     紀元1683年    奥田有益   π=3.14   紀元1683年    磯村吉徳   π=3.1416   紀元1696年    古郡 解   π=3.14166136832   紀元1699年    三宅賢隆   π=3.1415928   紀元1712年    関 孝和   π=3.14159265359 微弱   当時、日本では、小数の表現は無かった。   円周率を表すのに分数で表した。   「径率 1」 「円周 三一四」のように縦書きにし、漢数字で表した。   これでは、数学の発展は出来ない。   これと同じように、パソコンのプログラムも日本語でなく、英語で書く   と進歩がある。   正多角形による π の近似値 (どうしてか?)   アルキメデス                3.14   ピサノ                   3.141   ピエタ                   3.小数10桁    ロマヌス                  3.小数15桁   ルドルフ                  3.小数35桁    コンピュータによる π の計算   アメリカ   紀元1949年      2037桁   日本     紀元1987年      5億3687桁    現在は、もっと桁数が多くなっている。   円周率を求めるプログラム(特別なソフトが必要です)   10 ’PI Version 2.0 20 input"keta(10<= <=2500)="jketa% 30 if keta%=0 then end 40 if or{keta%<10,keta%>2500} then 20 50 keta2%=int(keta%*0.208)+2 60 word-(keta2%+2) 70 point-keta2% 80 print:print"円周率”;keta%;"桁の計算”   90 clr time 100 print:print using(,keta%),4*fn PIsub(5)-fn PIsub(239) 110 print time 120 end 130 ' 140 fn PIsub(X) 150 local D,K,W#,Atan# 160 W#=4*x:D=x^2 170 Atan#=0:k=1 180 while w# 190 w#=w#/D:Atan#=Atan#+W#/k:k=k+2 200 w#=w#/D:Atan#=Atan#-w#/k:k=k+2 210 wend 220 return(Atan#) OK RUN keta(10<= <=2500>=? 2500 桁まで入力出来る。   3.141592653589793238462643383279502−   8998628034825342117−−−−−−−−−−−−−−−−−   5028410279193−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   165271201−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   10桁以上 2500桁まで表示出来る。      昔の学者が出した π の値と比較してください。