統一暦152年 2月の日記

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 2月◆日(亀山歌)
 くっそぉ……るりお姉ちゃんめぇ……どこ行きやがった(ぶつぶつぶつ
 この間は後ちょっとの所で逃げられちゃうし、証拠のお人形もどっかに隠しちゃったらしくって見つからなかったしもう散々って感じ。
 しかもしかも、あのお人形!! 人形作者の変○一号……もとい、ロストお兄ちゃまを風の精霊さんと真空かまいたちだんすの刑でみっちり締め上げて吐かせたところによると、実は人外のお○ちゃんから習った由緒正しい「呪いの人形」の製法で作られたものらしくって、一体一体がパムと感覚がりんくしてるみたいで………。
 本人はね、別に他意があったわけじゃなくって――

 ……そ、それ以外、人形の作り方を知らな(ぐぼあぁっっ!!

 (拭き拭き)なんてふざけたことをほざいているんだけど、だとしてもまったくなんつーもん作ってくれたんだって感じ! そんなもん放出されたらパムがひどい迷惑こうむるって、ちょっと考えたら分かるでしょうに!!(T^T)
 ま、とりあえずは作ったのが魔法にしろーとのロストお兄ちゃまだったのが唯一の救いかなぁ……。効力が弱いみたいで、思いっきりぶった叩いても蚊に刺されたぐらいしか感じないから。ほんと、これが人外のお○ちゃんが以前作ったような、ほんまもんの「呪いの人形」じゃなくって良かったって感じ。そうだったらって考えるともう――――(T^T)
 でも、この「呪いの人形もどき」でもちょっとは効力があるせいで、最近、なぁんか身体のあちこちがむずがゆくってしょうがないんだよねえ。
 こことかそことかあそことか………別に実害はないんだけど、うーーーー、思いっきり気持ち悪いよお(T^T)
 ったく、いったい何体のお人形をるりお姉ちゃんが放出したか知らないけど、はやく回収しなくっちゃなあ………
 2月▼日(晴れ)
 ここが悪のそうくつ……るりお姉ちゃんの秘密のあじとか…………ここにきっと、密造したお人形も……。
 悪代官、もといるりお姉ちゃんめ、よーやく追いつめたぞ!! 先月は捕まえることが出来なかったけど、今度こそはパムのお人形も含めてきっちりかたぁ付けさせてもらうんだから!!

 黄「いよいよ討伐か、頑張って一泡吹かせてくれよ。こっちは迷宮ボス、本気で討伐の予定だ!(笑)」

 うん。もちろん、口から泡吹かせてぎったんぎったんのめったんめったんに――
 って、これはロストお兄ちゃま宛のメッセージじゃん(^^;; 討伐ってあったんで間違えちゃったみたい(^^;;;
 ま、まあそれはそれとして、こんな所で無駄な時間を使ってる暇はないもん。さっそくとつげきー!!
 す○さん兼か○さん兼風車の八○兼お○――って、さすがにそれは無理があるか(^^;――のラプラスお兄ちゃん、ちゃんと付いてきてね。

 逃走防止は任せてください。地割れ作って包囲します(笑

 おっけー。それじゃあ、パムがるりお姉ちゃんをこらしめるから、らぷらすお兄ちゃんは証拠の確保……ってこら! パムの目が届かないからってちょろまかしちゃだめだからね!! あのお人形、パムとりんくしているんだから、隠したって分かるんだから。
 よぉし、それじゃいくぞおおぉおぉっっっ!!
 さぁさぁ、控えおろう。ここにおわす方を……って自分だけど……をどなたと心得る! いちおう恐れ多くも左記の副賞群……って、いったい何の賞品なんだか分からないけど、とりあえずラプラスお兄ちゃんに教えられた前口上はこんな感じ――って、あ、あれ???

ホシノ ルリが行動方針を決めていないためパメラ・シルフィーヌは伝言を送れませんでした

……………………………………………………
…………………………………
…………………
………
…な、な、な、なんじゃそりゃあああぁああぁぁぁあぁぁぁっっっ!!!

 さてはるりお姉ちゃん、パム達が踏み込んでくると知って、さっさか逃げ出したなぁ!!!幸いお人形はだんぼーるに入ったままで放置されてるみたいだけど、この、このパムのうっせきした怒りはいったいどこにぶつければいいって言うのおおぉぉぉっっっ!!!
 おのれ!おのれ!!おのれ!!!るりお姉ちゃんめ、そんな手段を使うなんてずるいもん!卑怯だもん!!男……じゃないけど男らしくないんだもん!!!
 悪役なら悪役らしくきちんと討伐されろってんだ!!勧善懲悪ものの時代劇がこんな結末じゃ視聴者だってきっと怒るんだもん!!!って、もうパムにも自分がなに言ってんだかよく分かってないけど、とりあえずむっっきーーーーっっっっっ!!!!(怒)
 2月□日(雲)
ティア「あの塔の先に…何があるのか、それをこの目で確かめなければ…!」

 ってことでねえ、今月はパム達、しゅれんなの街から見える、あの雲の向こうまで伸びてるうんざりするぐらい高い高い創生の塔に登ることになったんだよ。
 なんでもね、あの塔の最上階にいる真皇さんをみんなで協力してぎゃふんと言わせようってことで、SAKURAちゃんやりでぃあちゃん、ざんとまんお兄ちゃんたちとも協力して強襲偵察をするって話なの。もちろん、あわよくば倒しちゃおうってつもりね。

ティア「この先に何が待ち受けていようとも…頑張って突破しましょうね!」
ロスト「いよいよ創生の塔です 多くは語りません。頑張りましょう!」

 そうそう、こんな高い塔、何度も何度も登りたくないもん! 絶対に一回で突破して、その先に何があるか確かめるんだから。
 パムねえ、そのための秘密兵器として、あの、禁断の『天国の扉』――「ぶれいんくらっかー」まで裏から手を回して苦労して入手したんだから。隙を見てこれをロストお兄ちゃまに打ち込みさえすれば……(ぐふ…ぐふふふふ)……ってえ?べ、別にお人形を作った仕返しって訳じゃ……(^^;;

 出発寸前にあった謎の電話――

人外「作戦部長、我々の中に裏―ツーツーツー」

 ってのがちょっと気になるけど、ま、まあ、何とかなるよね(^^;; うん、きっと………………
 2月□+?日(空)
 ということで、パム、今頑張って塔を登っている最中なんだけど、まったく、なんて高い塔なんだろ。登っても登っても先が見えず……。ほんとに、いっつも冒険をしてると思うんだけどさあ、なんでこんなにあっぷだうんが激しい場所ばっかなんだろ。これって、作った奴の性格の悪さを表しているよねえ……って、そう思わない?思わないか。あー、そう。それなら別にいいや(^^;

どこからともなく聞こえる金属音、風の音、終末を予感させる絵画・・・この上には何が待っているのであろうか・・・

 うーーーーー、なんか、よーやく最後の扉っぽい所にたどり着いたよう……いったい何階ぐらい上がってきたんだろう? パム、もう足の感覚がぜんぜんないや___(((ρ_T)

そこにあったもの・・・それは巨大な碧色の宝玉。そして光り輝く文字を無数に刻印され、宝玉の周りを複雑に絡みあいながら音も立てずに回転している幾本もの金属のリングだった。
入ってきた扉が突如として閉じ、宝玉が光り輝く!体が浮遊感に包まれ、宝玉からは何者かが姿をあらわそうとしていた!
 

 うわぁ、いるいる。宝玉が光り輝いたと思ったら、真皇さんを筆頭に、凶悪そうなのがひい、ふう、みぃ、4体も!

真皇エクルトゥース「すでに真竜結界は破られた。今や歪極の殻は剥がれ落ち次元の穴が剥き出しになっている。女神の触手はもうそこまで来ているのだ。このクノスシステムが彼女の羽化を抑えられていられるのもそう長い間ではない。女神が完全にその姿を取り戻した時、真竜は全ての力を失い、真竜に庇護されし我ら第一種族はその力を行使できなくなる。最後に力を振るえるのは覚醒した第零種族のみ!おまえ達こそ真の最上位種となりうるのだ!それが第零種族と言う名の真の意味!」

 なになに?パムには難しくってよく分からないんだけど、よーするになにかっつーとあっちこっちで零零って馬鹿にされてきたパム達が覚醒とやらをすることが必要でぇ、そうしないと「女神」ってのにこの世界が壊される、とかなんとかそーゆー話し?あいにくだけど、パム、その手の話は間に合ってますから……ってわけにはやっぱり行かないか(^^;;

ティア・R・ランバート「第零種族最後の希望と言う誇りにかけて…ティア・R・ランバート、参りますッ!!」
ロスト「貴方達の思惑通り我々はここまで来ました。さあ、卒業試験といきましょう」


 そうだね。ロストお兄ちゃまやティアお姉ちゃんの言う通り、強そうだけど頑張るしかないもん!

 ……にしても、もー、卒業試験するなら卒業試験するで、なんでこんな高いところでしなきゃいけないのよう…ここにくるだけで疲れちゃうじゃん。これってやっぱさ、ば○と煙は高いところが好きってげんしょ(むぐっ)

 や、やばっ! なんか思いっきり目が合っちゃった……  ね、ねえ、そんな凶悪そうな顔でにらんでるけど、い、今のき、聞こえ……聞こえてな……も、もしかして聞こえ……ちゃった……??

[45bug] ドラヴファエルの攻撃!

パメラ・シルフィーヌに595の激大ダメージ!(-91)
パメラ・シルフィーヌは体力が尽き撤退した


 い、いきなりこんなおちぃ……(ρ_T)
 うーーーー、せっかく準備したぶれいんくらっかーを使う暇すらないなんて…………しくしくしく……