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             ◎◎ バランス・スコアカード ◎◎

      財 務        Balanced Scorecard
     |       of the Users              <第10号>
プロセス--+--お客様      by the Users
     |         for the Users
      人 材        Pubzine ID=18104
                          BSC-U3  Vol.010            2003.02.07(金)
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★  ML もよろしければ: http://www.egroups.co.jp/group/BSC_Users  ★
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  まだまだ寒いですがもう立春を過ぎましたね。今年も37日が過ぎ
  1年の約9%経過です。
  第10号を年末にお送りする予定でしたが、本の原稿書きのため
  随分、間があいてしまいました。(すみませーん)
  今年も「やりたいことが実現できる」いい年にしたいものですね。
  では、BSCメルマガNo.10 をお送りします。


□□  --------------- メニュー -------------- 
□□   
    1)BSC 導入チップス 〜 ところで BSCってなぁに?
    2)イベント情報(報告)
    3)イベント情報(案内)
    4)オフ会はどうなったの?

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□□ 1)BSC 導入チップス 〜 
□□    ところで、バランス・スコアカードってなあに?(レッスン7)
         
  //// このコーナーは、バランス・スコアカードとは?について
  //// おさらいするコーナーです。
  ////  知ってるよそんなの、という方はスキップ

<前号まで>
  ●誰が考えたの? --- キャプラン&ノートン
  ●一言でいうと?  --- 4つの視点で戦略を推進する手法
  ●なぜ、必要になったの? --- 大事なものはダイジだから
  ●バランスさせるのはなぁに? --- いろいろ
  ●戦略展開ツールとしてのBSC --- トップダンを末端まで
  ●握り(約束)のツール --- 握るときは握り方がある
  ●鳥瞰図としての価値 --- 鳥の目と犬の鼻?
  ●業績評価ツール --- 測れば変わる
  ●フォローアップの原動力 --- パラノイヤの逆襲

  前回までは、バランススコアカードの基本的なところを
  まとめてきました。
  今回は、BSCとその他のマネジメント手法との係わりなどに
  ついて考えてみたいと思います。
 
  ◎JQAとの関連

   JQAってなぁに?

   JQAというのは、日本経営品質賞(Japan Quality Award) といって
   経営品質を総合的に高めるための表彰活動です。
   1995年12月に(財)社会経済生産性本部により創設され、
   米国のマルコムボルドリッジ国家品質賞(MB賞)に
   範を求めたものです。
      http://www.jqac.com/
   顧客本位にもとづく卓越した業績に向けて、8つのカテゴリーによる
   経営品質のフレームワークから構成されるアセスメント基準があります。
   1000点満点で評価します。
   8つの基準は、BSCの考え方ととっても親和性があります。

          JQA              BSC
     --------------------------------------  ------------
     1)リーダーシップと意思決定 120点 :人材の視点
     2)経営における社会的責任   50点 :顧客の視点
     3)顧客・市場の理解と対応  110点 :顧客の視点
     4)戦略の策定と展開      60点 :プロセス視点
     5)個人と組織の能力向上   100点 :人材の視点
     6)価値創造のプロセス    100点 :プロセス視点
     7)情報マネジメント      60点 :プロセス視点
     8)活動成果         400点 :財務視点

      
   BSCとどういう関係があるの?

   いってみれば、従兄弟(いとこ)みたいな関係でしょうか。
   二人並ぶと意外に似ているところが多い。(上記の対比)

   JQAは、アセスの基準がかなり明確になっており、表彰されるために
   はそれなりの準備が必要です。
   一方、BSCはコンセプトなので、自由度があり(何でもあり!)、いって
   みれば企業の自由裁量でいろいろに応用が可能であるといえましょう。
   規定演技とフリースタイル。求めるものは経営のアート。
   共通するのは、「マジでやるか、やらないか。それだけ。」  
   って感じでしょうか。

<次号以降>
□シックスシグマとの関連は?
□さて、具体的にはまず何をすればいいの?

  続きは、また・・。
  
  
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□□ 2)BSCイベント情報(これから)
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   BSCセミナーがいろいろあります。有料セミナーですが。

 ◇ 第13回バランス・スコアカード体験セミナー

  実践的で、参加型のセミナーです。眠くなるひまはないですね。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜詳しい情報〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 日時 : 2003年2月19日(水)13:30〜17:30
 場所 : ニデコビジネスソフト株式会社 9階会議室
      (千代田区九段南4−5−11)

 内容: 1、バランス・スコアカード概要説明
     2、バランス・スコアカードの作成手法の説明
     3、BSCソフト、コックピットマネージャでの作成方法説明
     4、ケーススタディーによるBSCの作成(グループ別)
     5、作成しBSCをBSCソフト:コックピットマネージャーにて
       インプリメント
     6、グループ発表

 費用: BSCコラボレーション・クラブ会員様 5000円
     BSCコラボレーション・クラブ会員入会方法
      −−→ http://www.bsc-nbs.com


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 ◇ JMA主催 戦略エキスパートリーダーコース

 日時 : 2003年2月26日(水)〜28(金)
 場所 : 東京プリンスホテル
 内容 : ケースメソッドを用いて戦略立案からBSC作成を具体的に
      実践、体得できる。ワークショップがふんだんにある。

 講師陣: 横浜国立大学 吉川武男教授
      デロイトトーマツコンサルティング 金杉康弘氏、芳野剛史氏

 費用  :14万8千円(BSCコンソーシアム会員)会員外は+2万円

 詳しくは: http://school.jma.or.jp/
       http://school.jma.or.jp/cgi/1_sai.cgi?code=556

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 ◇ ロバートキャプラン教授によるWebセミナー 2/26 9:00

 日時: 2003.2.26(水) 9:00-10:00
 提供: コグノス社
 内容: 全世界配信インターネットセミナー。
     ロバートキャプラン教授が、戦略的組織の5つの原則を解説
     戦略に照らした組織のパフォーマンス計測を、メグ・デュッサルト
     が解説。英語だよ。
     下記から事前登録が必要。 無料だよ、無料。
     (申し込んじゃったもんね!)
            ↓
     http://www.cognos.com/jp/nextlevelwebinar


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□□ 3)BSCイベント情報(参加報告)
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 ◆日経新聞社主宰 BSCC バランススコアカードシンポジウム

  2003.1.31(金)、日経新聞社において表記のシンポジウムが開催され
  ぼくも行ってきました。
  またまた盛況でした。

  内容は、吉川先生、ベリングポイント、パイオニアのBSC講演。
  
  吉川先生の講演をちょっと再現・・・・

  <バランス・スコアカード構築ガイド>
     ナビゲーション経営をするためにBSC構築の7つのステップを
     解説。
   プロジェクト・チーム
     プロジェクトチームは、社長直轄が大切。やはり、社長が腕まくり
     しないプロジェクトは中途半端になるようです。
     プロジェクトにはサブリーダー的なひとが必要で、抵抗勢力などと
     うまく調整したり、ときにはやりあう役がいる。
     組織の納得感を得るためには、各部門から責任ある代表を選出し
     そうした人たちをプロジェクトメンバーにする。
     合意と納得を得るためのいわゆるパイプ役である。
   ステップ1: ビジョンと戦略の策定
     まーず、これが大事! でも意外と企業はこれがヘタ・・。
   ステップ2:重要成功要因分析による視点の洗い出し
     SWOT分析なんかをやる。
   ステップ3:戦略マップの作成と戦略目標設定
   ステップ4:重要成功要因の洗い出し
   ステップ5:業績評価指標の設定
   ステップ6:ターゲットの設定
   ステップ7:戦略プログラム、アクションプランの策定

   サウスウエスト航空の事例を具体的指標サンプルも交えて、解説され
   非常にリアルで分かりやすい講演でした。

  
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□□ 4)オフ会はどうなったの?
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 昨年、オフ会やりませんか・・・って案内したのですが
 結局、ペンディングにしました。
 (実は、僕のほうが本の原稿書きでそれどろこじゃなってしまいました)
 今度、BSCの本を出すときパーティーを予定していますので
 その時にでも集まりたいですね。
 3月の予定です。
 
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編集後記:
      
  先日、キャプラン教授ともメールでやり取りしました。気さくな感じ
  ですが、超ご多忙のご様子でした。
  その日、岡山にいる大切な友人K君から久々に電話がありました。
  何かと思ったらBSCについて聞かれてビックリ。
  超うれしかったです。(K君ありがとっ!)
  そういえばどちらも Mr.K だわ・・・。

  ご意見、コメント、アドバイス・・・お寄せください。
  webook@yahoo.co.jp 松山あて。
        
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発 行 : Pubzine 18104
発行者 : 松山真之助
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★    ML もよろしければ: http://www.egroups.co.jp/group/BSC_Users ★
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