みやっぷ秘宝館

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なお、掲載されている画像はすべて本人の了解を得ています。


東京がそんなに近いのか? ★其の参拾伍・東京への道★

秘法館の「歴史研究家」の異名を持つ浜松支局長から気合のコメント!。
ネタのインパクトよりもコメントに惹き込まれてしまいます。
読めば読むほど味が出る。

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「東京への道」

この山道を1Kmほど登ると東京だとのことですが・・・・。

拡大してみました(^^)。 確かにその通りです。画面上方に見える集落の名前は「東京」です。
天武天皇のころ(7世紀後半)信濃に遷都計画があり、
皇室の使者が鬼無里(きなさ)の地に「東京」「西京」という
ふたつの地名を作ったのが由来とのことです。

つまり、現在日本の首都である東京はもちろん、
平安京以来長らく日本の都であった 京都より地名の歴史としては長いのです。
「加茂神社」「春日神社」といった都ならではの神社も現存します。

遷都にからみ、都にちなんだ名前が付いた所は他にもあり、
例えば浜松市内にも「都田(みやこだ)」と言う場所があります。

これは御利益ありそうだぞ!。 鬼無里も都田も山間の地で、都にするには狭すぎるけれど、
落ち着きのある穏やかな佇まいが都(飛鳥)から来た使者には心地よかったのでしょう。
特に鬼無里は、まさに山国信濃の原風景といった感がします。

「おにのない里」地名もすてきだね。

鬼無里村の裾花川上流に「奥裾花自然園」があり、6月には水芭蕉の群落に白い花が咲きます。

(撮影地:長野県上水内郡鬼無里村)

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写真提供・・(浜松支局長・ぶんちゃん)

今まで浜松支局長を「おもしろい人」と勘違いしていませんでしたか?(笑)。
実は彼ほど歴史について造詣が深い支局長はいないのです!。
今回の取材についても色々苦労があったようです・・・(;;)。
おっと泣いてはいられない!。早速ツッコミをいれねば・・・(^^;。
ふ〜む、東京ですか〜。まるで前出の「大都会」のような雰囲気ですね〜。
看板の横に書いてある「傘」の文字は一体何の意味があるのか!?。やはり東京と言えば「大東京音頭」。
ヤクルトの応援団のように晴れていても「傘」を持って応援する意気込みを感じるような言葉です。
もし7世紀後半の信濃遷都(※)計画が実行され、今でも長野が首都だったらどうなっていたでしょうか?。
信濃起点の「横浜新幹線」とかは走らせてくれたかな・・・?(^^;。
そういう空想をしてみるのもおもしろいかもしれませんね(^^)。(管理人・談)

※遷都=せん-と【遷都】
《名・自サ》都を他の土地に移すこと。みやこうつり。「―計画」


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