ツタンカーメンのえんどう豆

  これは、横須賀市坂本町の島森さんの資料に基づいたもので、数学を学ぶ  場合、ツタンカーメンのえんどう豆を、プランターに2粒づつ3ヶ所に蒔き  栽培し、その成長を観察し、食べる。  それにより、エジプトひもを使い、洪水で荒れた土地を測量したり、  ピラミッドを設計した、「なわ師」の生活を想像したい。   またピタゴラスの定理を考えた数学者集団の生活も想像したい。

  考古学史上、最大の発見の一つといわれるツタンカーメン王墓は  1922年11月4日午前10時にイギリス人 ハワード・カーターによって  発見された。   ツタンカーメン王というのは、紀元前1350年頃、わずか9歳で古代  エジプトの王となった。  しかし、9年後、18歳の若さで死んでしまった。  王の遺体は、ミイラにされて「王家の谷」と呼ばれる墓地に葬られた。   2000点をこえる金銀財宝と共に3000年以上の前のエンドウ豆が  発見された。  カーターが国に持ち帰って植えてみたところ、なんと紫色のさやの実がなった。   クレオパトラ王女も食べたであろう この実を彼は大事に育て、増やし、  仲間に分けってやった。  その子孫がこの豆である。  たくさん増やしてグリンピースご飯にして食べてはいかが。  クレオパトラ女王ように美しくなれるかも知れませんね。   マメ科 原産地は南ヨーロッパ、コーカサス地方   カルスウム、ビタミンが豊富   スイートピーに似た花を咲かせ、とってもきれい   豆科ですので連作は出来ない、プランターでは土をかえる。   栽培の仕方   10月の下旬から11月上旬、畑かプランターに直播きをする。  5cmから10cm伸びたところで冬を迎えさせる。  これは、人間の小学生、中学生時代を思い出させる。  プランターのときは時々水をやる。  冬中は、寒さで今にも枯れそうに見えるが、春になると急に元気になって、  ぐんぐん伸び出す。  赤紫のきれいな花が咲き出すので、竹、木、プラスチック棒をさし手を  作ってやる。  実がなり出すと どんどん大きくなってしまうので、さやごと食べるには  適さない。  むしろ、実が大きくなってから収穫して、ご飯に混ぜて豆ご飯にして食べ  ほうがおいしい。   グリンピースご飯は、ビタミンA,B1,B2,B6,C が増え、  また、アミノ酸も増える。  甘み、歯ごたえもあり、体力、スタミナもつく、  また、腸の働きもよくなり食物繊維が便秘も解消する。  脳の活性化を促し、頭もすっきり、さわやか、からだが軽くなる。  クロロフィル「緑」+ビタミンの作用で活性酸素を排出し、老化予防する。   さあ、ツタンカーメンのえんどう豆を食べて、元気に生き抜いていこう。   2001年(平成3年)10月下旬  ツタンカーメンの豆と青いさやエンドウ豆を、半坪ほどの庭に直播きした。  6ヶ所 4列にし、1ヶ所に2粒入れた。  前にプランターに蒔いたときも成功した。  3月になると急に成長して、1mほどになる。    さやは、長さは 6cm、幅は 1.5cm 豆は緑色、直径 1cm  5月5日 気温25度 ああ暑い  葉は黄色く枯れ、あわれだ。人間の老人の姿を思い出される。  収穫は、両手に3杯ほどであった。  エジプトの奴隷は、この仕事にも参加したことだろう。      教育は、統合され、目標を持ち、歴史を重視したものでありたい。  数学は、歴史、栽培実践したものでありたい。  技術の情報では、英文数学問題の自作、英単語、自分史、社会問題を自作  し、生徒間で交換する。  体育は、エジプト紐のように、12人が円を作り  直径に 4人が入るだろうか。  3人、4人、5人で直角ができるか。  あと、どんな図形ができるか。  1人の長さを同じにするには、どうするか。  エジプトひもで、個人、集団のなわとびする。  生徒は、携帯パソコンを持ち、ノートレスの学校ができないものであろうか。  まず、家庭でパソコン使用をしたいものである。  この教育で、生き抜く力を付けたいものである。